今回は、フリーコンサルの方が戦略案件を獲得する方法となります。
ただ、こちらについては、有名どころのコンサルファームの出身者で、現在フリーコンサルで活躍している人限定になります。
なぜファーム出身者が優遇されるのか?
最初に有名どころのコンサルファーム出身者に限定という話題を書きました。
まず、戦略案件については、ファーム出身者でなくても請け負うことが可能かどうか?についてす。
こちらは、結論から言えば、可能です。
ただし、やはり戦略ファーム出身者の方が有利であることは間違いありません。
それはなぜかというと、クライアント側も正確にフリーコンサルの能力やスキルを、何度かの商談や面接では判断できたいということです。
今まで既に働いたことある人が、戦略案件をお願いされる場合は別ですが、新規取引で戦略案件をフリーコンサルにお願いする場合、やはり戦略ファーム出身者にお願いする方が安心です。
もちろん、戦略ファーム出身者でなくても、優秀なコンサルタントは沢山いることは間違いないでしょうが、その判断がクライアント側でも難しいのです。
フリーコンサルが戦略案件を獲得する方法
では、戦略ファーム出身者がフリーコンサルになって戦略案件を獲得する方法についてです。
代表的な方法をいくつか紹介します。
- 既存のクライアントの案件を実施する
- 営業する
- エージェントやコンサルアンダーの案件を実施する
・一つ目は既存クライアントからの仕事です。こちらは分かりやすいですよね。
今まで勤めていたファームを独立する際に、独立の挨拶などで既存の顧客を回るのは自然かと思います。
これまでの信頼やタイミングなどが合えば、案件を振って貰えるかもしれません。
ただし、今までいた会社などを辞める時などに、そうした活動を禁止されている場合は、要注意となりますので、気をつけましょう。
・二つ目は、営業です。
ビジネスとは「顧客の創造だ」という有名な言葉がありますが、営業力などに自信があれば、営業して取ってくることも可能です。
例えば、今まで大企業向けの戦略策定をしてきた人が、少し実績を積み上げていくためにも、少し値段を落として、中小・中堅企業などを狙っていくことも出来ます。
・三つ目は、そうした業務を紹介しているエージェントに登録してみるのもありです。
おすすめのエージェントなどは下記などでも一覧にしています。
【一覧版】フリーコンサルやエンジニアが登録しておきたいエージェント13選!
また、エージェントといっても、本当にフリーコンサルの案件の紹介だけ実施している企業が沢山ですが、コンサルファームなんだけど、人が足りなく場合などに、フリーコンサルを活用するファームなども多数あります。
例えば、KI Strategyなども、そうしたファームの一つになりますので、お気軽にご登録ください。
戦略案件といっても多様な仕事がある
また、戦略案件を一括りしていますが、戦略を考える案件は沢山あります。
例えば、企業の経営に関する経営戦略もありますし、事業の戦略、またデジタルマーケティングの戦略。
最近では、データ戦略やサステナビリティー戦略、DX戦略などなど・・・
営業するにしても、エージェントに登録するにしても、ご自身の強みみたいなものを明確にすることをおススメします。
強みや領域を明確にするということは、その他の可能性を閉ざしてしまっているのではないか?
と考える方もいるかもしれませんが、絞った方が逆に紹介されやすくなったり、相談しやすくなったりするメリットもあることを忘れてはならないでしょう。
そして、プラスの循環といえばいいでしょうか。
「一つの戦略案件で実績を出す」⇒「次の案件も紹介を受けやすくなる」⇒「戦略案件で実績を出す」⇒紹介も「受けやすくなりますし、営業などでも提案しやすく」なります。
こうしたループを生み出すことが、戦略案件の専門性を深めていくことにもつながってきます。
まとめ
・戦略案件はファーム出身のフリーコンサルでなくても案件受注は可能
・ただし、ファーム出身者であると有利であることは間違いない
・案件の発掘には、営業などのほかにエージェントの活用なども一案
・その際に、戦略を一括りに捉えるのではなく、なんの戦略なのかという強みを明確にするべき
デジタル・エレクトロニカでは、フリーコンサルの方向けの情報などを引き続き、発信していきます。
定期的にチェックしにきてくださいね。