今回はフリーランスで案件の安定化などを目指し、SAP案件にも挑戦しようかと考えている方向けの記事となります。
SAP案件とは、SAP社が提供するERPパッケージに関する案件のことです。
ERPは、Enterprise Resources Planningの略で、企業の基幹業務を管理するシステムのことです。
SAP案件のFI、CO、PSとは?
SAP案件の募集を見ていると、FI案件や、CO案件、PS案件などというキーワードを目にすることがあります。
こちらは、SAPを構成するモジュールのことを指しています。
SAPといっても幅広いので、どの業務で使用することを想定した機能群かによって名前が付けられているのです。
その中で、FI、CO、PSというのは、主に会計系として分類されるSAPのモジュール群となります
- FI(Financial Accounting:財務会計系のモジュール)
- 主には、PL(損益計算書)・BS(貸借対照表)・CS(キャッシュフロー計算書)といった社外向けの財務諸表を出すための機能が備わっています
- CO(Controlling:管理会計系のモジュール)
- 主には、他のデータを連携することにより、原価計算や収益性分析などを実施する機能が備わっています
- PS(Project Systems:プロジェクト管理系のモジュール)
- 主には、大規模プロジェクトなどの、管理を実施する機能が備わっています
なぜSAP案件は人材不足なのか?
SAP案件のニーズが高い理由は、まず、SAPは世界シェア第1位のERPパッケージということが挙げられます
世界中でSAPシステムが使われているため、そもそもマーケット規模が他のERPパッケージと比較しても大きいのが特徴です。
また、独自のシステム設計があり、SAP経験者のニーズはとても高いのが特徴です。
SAP案件に挑戦されようとされている方は、是非、ご連絡頂ければ幸いです。
大部分は経験者案件となりますが、一部未経験でも募集などもあります。
引き続き、SAP案件など、フリーランス向けの情報を発信していきますので、定期的にチェックして見てもらえればと思います!