【2022年版】フリーエンジニアが安定的に案件を獲得する五つの方法

これからフリーランスになろうとしている人の不安の一つが「継続的に案件や仕事を取得できるかどうか」ではないでしょうか?

実際、 中小企業庁委託「小規模事業者の事業活動の実態把握調査~フリーランス事業者調査編」(2015年2月、日本アプライドリサーチ研究所)によると、フリーランスになる際に直面した課題のトップが、顧客の確保(41%)とトップとなっています。

また、学生やサラリーマンで企業でお勤めの方は、どのようにフリーランスが仕事を取ってきているのか疑問に思う方も多いかもしれません。

今回は、フリーランスの案件の取り方について紹介します!

【結論】案件の取得は自身での開拓か、他者からの紹介に大別される!

フリーランスの仕事の取り方は基本的に二つの方法に大別されます!

  • 自身での開拓
  • 他者からの紹介

どちらの案件開拓方法が優れているかということはありません。フリーランスの方の特性や働き方に合った方法で案件を取得していくことが大切です。

初期に案件が枯渇している場合は、「エージェントを活用」しながら、実績を積み「自身での開拓」に広げていくことも重要です。

ビジネスエレクトロニカ

【自身での案件開拓編】いかに労力だけを取られず案件を開拓するかも重要

一つめの方法は、自身で案件を開拓していく方法です。

こちらのメリットは、後程紹介するようなエージェントなどを通さないため、マージンを取られたり、単価の設定が比較的柔軟に設定することができます。
その一方で、少なからず案件開拓に時間と労力を取られることになります。

自身で案件を開拓していく方法は下記の二つに大別されます。

① いわゆる「営業」
② マーケティング

営業による案件開拓には、「企業にメール」「電話」「訪問」など方法もありますが、フリーランスとして個人で活動している場合、異業種交流会などもそうですが、闇雲に実施していは、それほど効率的とはいえないでしょう。

ただ、例えば、エンジニアの求人や広告を出している企業は、比較的エンジニアが不足していると考えられるので、そうした企業に問い合わせるとあっさり案件が決まったりすることもあります。

また自身で案件を取得する方法として、いわゆる広義のマーケティングを活用するという方法があります。

SNS(FacebookやLinkedin)でフリーで活動していることを定期的に告知していれば、どこかの社長や担当者の目に留まり、直接連絡がくることもあります。

また、デザイナーであれば自身のポートフォリオや簡単なWEBページを作成することで、そうしたサイトから問い合わせがくることもあるでしょう。そして、各種クラウドソーシングサイトなどへも時間があるときに登録しておくことをおすすめします!

フリーランスで活動していくにあたっては、サラリーマンのように、一時的な閑散期であっても一定の給与が支払われるわけではありません。なるべく労力をかけずに案件が取得できる状況をいかに構築するかが重要になります。

【他者からの紹介編】エージェントや知人・前職からの紹介など

二つめの方法は、知人からの紹介で案件を貰う方法です。
よくフリーランスの知り合いなどにどのように案件を開拓しているか聞くと。。

見習い
フリーランスになったんだってね~
どうやって案件とってきてるの?
先輩
まあ紹介が多いね~
見習い
紹介って??

他者からの紹介は大きくは、下記に分類されます。

③ 知人からの紹介
④ 前職からの繋がり
⑤ エージェント


昔からの知り合いや、勉強会などに顔を出すことで知り合った方から、案件を紹介してもらうという方法があります。人とのつながりの重要性はフリーランスは、 サラリーマン時代より重要になってきます!

また、フリーランスになる前に何処かに勤めていた人は、そこでのお客様から継続して案件をもらっているようなケースもあります。既に取引しているクライアントになりますのでそこでの安心感もありますね。

ただ、初めてフリーランスになる方や、そこまで知人や前職のつてに頼れないフリーランスは初期はエージェントを活用することをお勧めします。

複数のエージェントを活用することで、安定した案件の取得が可能となります。
デメリットとしては、会社にもよりますが、「多少マージンを取られてしまうこと」です。
ただ、間にエージェントが入ることで「クライアントとの契約業務や入金催促などの業務も委託することが可能」です。

初期はエージェントを活用することで実績や経験を積みながら、徐々に案件の単価の向上や、スキルアップなどを続けていくことで、継続的な案件取得への好循環を生み出していくことが重要です。

フリーエンジニアの面接や商談前に準備すべきこと

フリーランスが案件を獲得する前には、面接や商談があります。
そちらでの注意点やポイントが気になる人は下記の記事なども参考にしてみてください。

・【2020年版】フリーランスが案件を獲得するために面接・面談で注意すべき点

また、企業が他社企業に勝ち競争優位を確立するために取る手法として、SWOT分析があります。
これは、個人で活動するフリーエンジニアにとっても活用できる手法です。

S=Strength(強み) 他の人よりも優れていることはなにか?
W=Weakness(弱み)  他の人よりも劣っていることはなにか?
O=Opportunity(機会) どのような案件が出回っていてそこに自身のスキルやノウハウはマッチするか?
T=Threat(脅威) ライバルはどうか?

自身の強みと弱みを認識したうえで、先方との打ち合わせに臨みましょう。

また、厳しい現実ですが、アメリカの心理学者メラビアンによると、人の第一印象は、見た目で半分以上の印象が決まってしまうそうです。しかもたった三秒足らずで。清潔感のある状況で商談に臨むことをおすすめします。

【まとめ】おすすめエージェント!

おすすめの、フリーランスエージェントをピックアップして一覧にしました。
得意領域や単価、案件数はエージェント毎に違いますので、自身にあった会社に登録してみてください。

ただ、登録はどのエージェントも無料ですし、登録したら案件を必ずこなさなくてはいけないものではないので、実際に案件が紹介されてから受けてみるか検討してみるのも一案です!

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案件を獲得できたらそれに注力することが基本

中小企業庁「小規模事業者の事業活動の実態把握調査~フリーランス事業者調査編」(2015年2月)の調査を紹介します。
この調査において「顧客を獲得するための方法」として第1位となったのは「既存の顧客からの紹介」で、47%とほぼ半数近い割合を占めています。
つまり、新規開拓よりも、既存顧客へのサービス提供が、安定的な案件獲得に欠かせないということは頭の中にしっかり置いておくようにしましょう。
エージェントなり自身で開拓した顧客であっても、一度契約を結んだらそこに注力する方が開拓のコストも少なく済むということなのです。

ただ、若干矛盾するように聞こえるかもしれませんが、フリーエンジニアが安定的に案件を獲得するためには、リスクは分散化しましょう。つまり、週5働く一案件よりも、週2と週3の二案件の方がリスクが分散化されます。

フリーエンジニアで働く以上、従業員とは勝手が違います。一番大きいのが契約終了です。
従業員であれば滅多なことがなければ、解雇されることはありません。
これは法律で守られた労働者の権利です。
フリーランスは、自由な働き方や比較的に高い案件を確保できる代わりに、すぐに契約を切られるリスクにさらされているためす。

・案件が取れたならば、その案件に注力する
・ただし、なるべくその案件だけに収益を集中せず分散させることが安定化に繋がります。


こちらのポイントも意識してみてください、フリーエンジニアとして活躍していってもらえることを祈念します。

今回は、フリーランスが安定的に案件の取得方法を紹介しました。
デジタル・エレクトロニカでは引き続き、フリーエンジニアやコンサルタントに役に立つ情報を定期的に配信していきます!

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