コロナウイルスのフリーランスへの影響
コロナウイルスが世界的に猛威をふるっています。
日本でも、緊急事態宣言が発令され、自宅でのリモート作業が推奨されています。
そうした中、フリーランスにはどのような影響が及ぼされるでしょうか？
また、そうした中で今、すべきことについて、まとめてみました。
変化１：働き方は一気にリモート主体に
既に、フリーランスの多くが、コロナ前からリモートで作業したり、業務を遂行していた人も多いはずです。
そういう意味では、この働き方自体の変革は、むしろ、フリーランスで実績を積んできた人にとっては、数少ない追い風と言えるかもしれません。
フリーランスは、サラリーマンのように、決まった給与が、ある意味、安定的に入ってくることが約束された職種ではありません。そのアウトプットや役割が明確に定められた職種です。
そのため、リモートでの、業務やアウトプットが明確に定められた中での仕事ということに慣れていないのであれば、それに最適化した住居環境やツールの整備は喫緊に取り組むべきと言えるでしょう。
また、フリーランス側は既にリモートに慣れていたとしても、クライアント先に勤める正社員側も、リモートになるというのは、一つの変化と言えます。そうした、リモート間での円滑なコミュニケーションは、今後、フリーランスで活動してこうと考えている人にとっては必須の能力となります。
変化２：増す不確実性（案件絶対数の低下）
コロナウイルスの影響は、不確実性は確実に高まってきています。
いつまでに、コロナウイルスが収束するかは誰にも分からないでしょう。
そうした中、短期的には、既存のお客さんの案件をこなしていることで、影響が限定的なフリーランスにおいても、中長期的には大きな影響を及ぼすことが予想されます。
（また、契約の切り目などの影響で、既に、大きな影響を受けているフリーランスの方もいるでしょう）
つまり、経済自体が停滞していくことで、フリーランスの案件自体が減少していくということです。
また、例え、業務自体はあったとしても、まず最初に、整理されていくことになるのは、正社員ではなく、フリーランスと言えます。これ自体は、フリーランスという働き方が、様々な業務規則に縛られないなどの、恩恵を受けるデメリットとして、当然、許容しなくてはならない点でしょう。
コロナウイルス下でフリーランスは何をすべきか？
そうした中、フリーランスは何をすべきでしょうか？
・スキルアップ
・営業基盤の拡大
が王道と言えるでしょう。
やるべきこと１：スキルアップ
自己研鑽やスキルアップは、取り組んで無駄になることはほぼ無いと言って間違いないでしょう。
日ごろは、業務との兼ね合いで、時間を犠牲にしてまでもやるべきか？と迷われるフリーランスもいるかもしれません。
ただ、もしも、コロナの影響で、ある程度、時間に余裕が出来たのであれば、まずおススメするのは、スキルアップです。
スキルアップとは具体的になにをやるの？と思われるかもしれません。
具体的には、エンジニアであれば、新たらしい技術を身に着けたり、デザイナーであっても、新しいツールや手法を取り入れてみたりするということです。
普段は、対面での講習やカリキュラムも紹介すしてきたのですが（時間短縮して学習可能）、昨今のコロナの影響で、あまり、講習やカリキュラムは諸手をあげておススメはしません。当たり前ではありますが、感染のリスクが高まるからです。
そうした中でおすすめなのが、オンライン学習でしょう。Udemyなどは、その代表例で、こうした講義を、時間がある今、取り組んでみることは、今後、どのような、働き方を選択されたとしても、無駄になることはないでしょう。
やるべきこと２：営業基盤の拡大
フリーランスとして活躍していこうとしているのであれば、新しい顧客の獲得は遅かれ早かれ必要になります。
そうした中で、もちろん友達からの紹介など、様々な手法がありますが、この機会にエージェントに登録しておくのもいいかもしれません。
恐らく、コロナの影響で、エージェント側もすぐに案件を紹介してくれないでしょう。
ただ、収束した後の、スピードアップを見込むならば、下記のエージェントなどには、一通り登録しておくことをおすすめします。
エージェントに登録したからと言って、案件を受けなくてはいけないわけではありません。
・【保存版】フリーコンサルやエンジニアが登録しておきたいエージェント13選！
最終手段はフリーランスを辞めるというのも
また、補足的に一点。
せっかく、あなた自身が、フリーランスの働き方や生き方にあっているのであれば、積極的にはおすすめしませんが、時限的にも、正社員で働きたいという人もいるかもしれません。
あまり、最初から、時限的に働くことを想定しているのであれば、そもそも、おすすめしませんが、正社員に強くなりたいという人には下記の記事なども参考にしてみてください。
・フリーランスエンジニアから正社員に転職・再就職やキャリアチェンジする方法
まとめ
緊急事態宣言下でフリーランスが取り組むべき事項として、スキルアップや営業基盤の拡大など上げました。
ただ、今まで、馬車馬のように働いてきた人であれば、一呼吸おいてみるのもいいかもしれません、散歩したり、軽い運動をしたり、読書したり などなど
こうした、小休止が、次の活動のエネルギーになることもありますから。
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