昨今、AIやIoT、ブロックチェーンなどのテクノロジーが注目を集めています。
逆に、レガシーシステムのITエンジニアやSEの仕事は今後、標準化されてくるのではないかとも予想されています。
そうした中、ITエンジニアに求められるスキルとしても、AIや機械学習などのテクノロジーに対するニーズが高まってきています。
今回はそんな時代背景の中で、単にお金を得るだけでなう、そうした最先端のテクノロジーを学びながら稼いでいくにはどうしたらいいか?という内容になります。
【結論】フリーエンジニアのやる気次第で学習環境も案件も多い!
- AIや機械学習などの先端テクノロジーを学ぶ機会は増加しています
- Kaggleなどのサイトで腕試しや知見を獲得することも可能
- 仕事として受けたい場合は、専門エージェントの活用も一案!
フリーランスのAI案件とは
まず、フリーランスのAI案件とは具体的にはなんでしょうか?
もちろん他のシステムと同様に、システム化企画や要件定義、詳細設計などのフェーズの話もありますが、昨今では、ディープラーニングや機械学習を活用した案件をAI案件と呼称することが多いです。
ディープラーニングや機械学習を用いて何をするかというと主要な案件としては下記があります。
・画像認識
もっとも成果が出やすい領域の一つです。
画像や動画を分析してなんらかのサービスを企画したり、業務を改善させるために人工知能を活用していくプロジェクトとなります。
・自然言語処理
最近、Google翻訳の精度が上がったと言われるます。
その裏側にもディープラーニングを活用した、人工知能が一肌脱いでいます。
英語・中国語・日本語などの言語を活用したサービス開発などが主要プロジェクトになります。
・統計解析
これは人工知能ではなく、従来からのデータ解析なのでは?
と思われる方も多いかもしれませんが、機械学習などを活用した統計解析などは、最も案件数が多い分野の一つと言えるでしょう。
また、データを活用した意思決定をしていく上では、成果が出やすいという側面もあります。
・音声認識
また、文字や画像だけでなく、波形を解析する、音声認識にも人工知能が活用されます。
最近では、Google Homeやアレクサのようなサービスに加え、自社サービスで音声認識ソリューションを開発する企業も出てきています。
・異常検知
製造業やIoT系のプロジェクトで多いのが異常検知です。
機械学習を活用して、故障を事前予測したり、人を介さない、異常のスピーディーな検知などに活用されます。
何事も学ぶことは大切!~先端テクノロジー~
もちろん、オンザジョブトレーニング(OJT)という形で、実際に仕事をしながらスキルを高めるのが一番効率がいいでしょう。
ただ、今そうした案件に関わっていないけれども、今後関わっていきたい、もしくは、関心がある!という人は、オンデマンドの学習教材を活用してみることをおススメします。
今では、ほとんどの技術や、テクノロジーがオンライン上で効率的に学習することができます!
どうしてもオンラインでは身につかないという人には、オフラインの講座なども、たくさん提供されています。
まずは、無料の説明会や体験会などに足を運んでみてもいいかもしれませんね!
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当然、最先端テクノロジーも学べる
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AIや機械学習の腕試しならKaggle
また機会学習の実践や腕試しがしたい方におすすめなのが、Kaggleです。簡単に言えば、「機械学習やデータサイエンスのコンペティションサイト」です。
他のエンジニアの手法を学べたり、また、コンペによっては、賞金を獲得できたりするものもあります。
データサイエンティストの能力をはかることは、一概には出来ません。
ただ、こうしたKaggleで実績が出てくるようであれば、転職先には困らないのが現状です。統計解析や機械学習のニーズに腕のいいエンジニアが足りていないからです。
もし関心があるコンペが開催されていれば、是非トライしてみてください。
AIやIoTなどの先端テック案件に強みを持つエージェントも!
AIや機械学習、VR、IoTなどどうしても先端テックを仕事としてこなしたい人もいるかもしれません。実際、実務での経験が一番血肉になるのは間違いないでしょう。
そうした案件を探している場合は、知り合いのスタートアップの手伝いや、最近ではAIを活用したスタートアップは多数あるので、知り合いでなくても、そうした企業に問い合わせれば、すぐに採用してくれるかもしれません。
フリーランスや、フリーエンジニア、もしくは自身の起業の片手間などに案件をこなしたいのであれば、エージェントがおすすめです。
もしも、最先端のAI案件などを狙いたければ、幅広い案件を網羅しているエージェントがおすすめです。二社推奨エージェントを紹介します!参考にしてみてください。
AI、RPA、IoTなどの最新技術から~汎用機まで !Engineer-Route
比較的案件単価は高く、また、最先端のAIやWeb系案件はもちろん、安定稼働の業務系システム案件まで網羅しています。
また、AI、RPA、IoTなどの最新技術から昔から使われている汎用機(AS/400、COBOL)の案件など幅広く対応している点が特徴的です。
こういう案件がこなしたいという要望があれば、そうした希望にあった案件を紹介して貰えるかもしれません。
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やりたい領域が明確な人には特におすすめです!
番外編:AIエンジニアが案件をこなす際に求めらるスキル
AIエンジニアで活躍していこうと考えているのであれば、特に求められるスキルについても紹介します。
エンジニアという以上、要件定義や詳細設計、プログラミングなどの能力が求められるます。
その中でも、特に、pythonの知識は必須です。
それは、AIプロジェクトの多くが、pythonを活用しているからです。
また、AIのアルゴリズムをまとめたライブラリや、AI開発会社が提供するAPIなどはどのようなものがあるかは、しっかり学習しておきましょう。
すべてを一から開発するとなるといくら時間があっても足りません。
世の中に既にどのようなライブラリや活用できるAPIがあるかについては、日々アップデートされるものなので、アンテナを高くして、情報収集に励みましょう。
また、数学、特に線形代数の考え方をAIでは活用することが多いです。
学生時代に多少は習ったことがあるはずなので、復習しておくことで、理解が早くなるかもしれませんよ!
今回は、今注目されているAIや最先端テクノロジーに関心があるフリーエンジニアやITエンジニア向けの情報を紹介しました。
引き続き、デジタル・エレクトロニカでは、個人事業主やコンサルタントに向けた情報なども発信していきます。