Pythonを活用した人工知能・機械学習案件をフリーランスが獲得する方法

人工知能や機械学習などの盛り上がりから注目があつまっているプログラミング言語があります。
「Python」です。
コードがシンプルで扱いやすく設計されており、C言語などに比べて、さまざまなプログラムを分かりやすく、少ないコード行数で書けるといった特徴があます。

また、機械学習や人工知能周りのコードは Pythonで記載されていることが多く、最近 Python の案件が市場に多く出回るようになりました。

今回は、そんなpythonを活用した人工知能・機械学習案件をフリーランスが獲得する方法を紹介します。

そもそもpythonとは?

Pythonはさまざまな分野のアプリケーションで使われている、プログラミング言語です。

1991年にオランダ人のグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発された言語です。Pythonというユニークな名前は、イギリスのBBCが製作しコメディ「空飛ぶモンティ・パイソン」から来ているそうです。

youtubeやinstagram、Dropboxなどでも活用されています。
Perl、Scheme、Javaなどともよく比較されますが、特徴として下記があげられるます。
・シンプル
・習熟が比較的優しい
・統計処理で使用できるライブラリが豊富
最後の特徴(ビッグデータ解析や機械学習などに用いるscikit-learnなどのライブラリ群)も、機械学習や人工知能のプロジェクトにおいて、 Pythonが多く使われている所以です。

Python案件はそんなに沢山あるのか?

IBMの調査「The Most Popular Language For Machine Learning Is ...」によると、 2016年には、最も多い職業機会がある言語として、「 Python 」がランクインしています。これは、ちょうど、第三次人工知能ブームの広がりを見せはじめた時期とも重なったきます。

日本に目を移せば、今最も多くの案件があるテーマといっても過言ではないでしょう。

特に、機械学習の中でも、画像認識で大きな成果を世界中に知らしめた「ディープラーニング」領域は特に注目が集まっていますが、そのライブラリやコードもPythonをベースにしているものが非常に多いのが現状です。

2019年の調査でも、例えば、Googleの検索情報を元にプログラミング言語の人気を決定する「PYPL PopularitY of Programming Language」のランキングでも、 Pythonはトップを占めています。
(Python:28% / java 20% / javascript:8% / C#:7% / PHP:6%と続きます)

今回は、機械学習や人工知能を支える言語としてのPythonではありますが、「Django」「Flask」などのウェブ開発フレームワークもPythonをベースにしているものが多くあります。そうしたこともランキング上位に食い込む要因になっているでしょう。

では、Python案件をフリーランスが取得するには?

何を目的にするかは人にもよるでしょうが、「やりがい」や、「技術力を高める」という意味でまず最初におススメするのが、知り合いのスタートアップやベンチャー企業です。

別段、知り合いでなくても、AIや機械学習、ビッグデータ周りのビジネスを展開するベンチャーは星の数ほどあります。そして、もしもそうした企業がエンジニアの求人を出していれば、そのほとんどが、Pythonをベースにしているでしょう。

ただ、自分で契約を結んだり、買いたたかれたりすることを恐れるのであれば、エージェントへの登録も検討してみてください。

エージェントのメリットは複数登録できますから、同じような業務内容が、どの程度の単価なのか?
また、必ずしも案件を受けることが必須なわけでもありません。

最先端のAIやデータ解析系の案件を検討しているなら:イントループ

10年以上コンサルティング会社として独自ネットワーク構築とノウハウ蓄積に努めてきた会社。
独自案件の紹介、精度の高いマッチング、参画後のフォローにも定評があります、また昨今上場したことでも有名です。

もちろん、 最先端のAIやデータ解析系の案件もあり、初心者にも大変おすすめです。
最先端の案件の情報などを定期的にゲットしたいということなれば、登録しておいて損はないでしょう。

そのたおすすめのエージェントなどは、下記にも一覧にしていますので、興味があれば、ご参照ください。

【一覧版】フリーコンサルやエンジニアが登録しておきたいエージェント13選!
【2022年版】フリーエンジニアが安定的に案件を獲得する五つの方法

案件の前にPythonや機械学習のスキルアップをしたいなら

無料で腕試ししたいのであれば、Kaggleがおすすめです。簡単に言えば、「機械学習やデータサイエンスのコンペティションサイト」です。他のエンジニアの手法を学べたり、また、コンペによっては、賞金を獲得できたりするものもあります。

Kaggleなどに参加するまでにはまだ技術的なハードルが高いと感じている人で効率的に学習したい人であれば、講座に参加することをおすすめします。

正直言えば、ほとんどのことは本やテキストでも学習することが可能です。
そうしたツールも多く出そろってきました。
ただ、時間をお金で買おうとするのであれば対面が早いです。
実績のある講座はあらかじめ躓きやすいポイントを把握していたり、随時質問などもできますので、学習効率が飛躍的に高まります。

また、昨今のコロナウイルスの影響などもあり、あまり外に出たくないという方におすすめなのは、オンライン講座でしょう。

王道ではありますが、Udemyはおすすめです。
低価格で良質なコンテンツを受けることあ可能です。
初回無料や、時期によっては5割引きなどのキャンペーンを実施しています。

今回は、フリーランスや個人事業主が、Pythonエンジニアとして活躍するために、案件の取得方法を紹介しました。

デジタルエレクトロニカでは、引き続き、フリーエンジニアやコンサルタント向けの情報を発信していきます。ご関心をお持ちの方は、是非、チェックしにきてくださいね。

番外編:人工知能エンジニアの単価感は?

ところで、人工知能など、最先端のテクノロジーを扱うエンジニアの単価感はどの程度でしょうか?
まず、業界標準的にいえば、60~80万円程度でしょう。

ただし、実績や技術力が高くなれば100万/月程度は容易に超えていくことが可能です。

特に、機械学習/DeepLearningの活用や、ビッグデータ解析系の案件は、人材獲得競争になっており、先ほど紹介したエージェントなどに登録すれば、すぐに案件が見つかるでしょう。

Pythonのフレームワーク(Django、Flask、Bottle)や機械学習のフレームワーク(TensorFlow)なども、活用できる幅が広がると、挑戦できる案件も増えていくので、学習しておくことをおすすめします

AI案件の獲得の仕方の詳細は、下記などでも紹介していますので、参考にしてみてください

・フリーエンジニアがAI等の先端テック技術を学習できる案件を得る方法

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事