「正社員から個人事業主として起業する人」「フリーランスでの活動が気に入っている人」「逆に一度はフリーランスになったものの、正社員に戻ろうと考えている人」などなど。人々のキャリアは多様です。
今回は、フリーランスから正社員への再就職を考えている人向けの内容になります。
そこで改めて、正社員のメリット・デメリットを整理してみましょう。
その上で、フリーランスから正社員にキャリアチェンジする方法について紹介します。
正社員の代表的なメリット・デメリット
【正社員の代表的なメリット】
・比較的安定的な給与
・福利厚生、会社に守られる
・ビックプロジェクト など
【正社員の代表的なデメリット】
・比較的固定的な働き方
・年功序列
・裁量範囲や意思決定範囲? など
なぜ、ここで正社員の代表的なメリット・デメリットを掲げたかというと、実際に転職、キャリアチェンジする際も重要な観点だからです。
つまり、自由な働き方から、正社員に成りたいと考えたのには理由があるからです。
転職・キャリアチェンジにあたっては、どこの企業に行きたいかの前に、どうして再就職したいかの部分が最も重要になります。
正社員のどの部分に惹かれたかは、面接でも重要な観点
面接においても、なぜ、うちの会社に来ようと思ったのか?は問われるでしょう。
いわゆる志望動機というものです。
【代表的なフリーランス⇒正社員を希望する志望動機】
・安定的な給与
・チームで働きたい
・ビックプロジェクト
・プライベートの変化(結婚等)
これは、面接でうそをつけということではありませんのでご注意を(面接官もプロですからすぐわかってしまいます)
面接担当者が特にチェックしているポイント
フリーランスを企業として再就職してもらうかどうかを判断する際に、特にチェックしているポイントは下記です。
・企業内のチームとして適切に働いてくれるか?
・即戦力として活躍してくれる人材か?
最近のフリーランスは、クライアントの企業の中で働いているケースも多く、 企業内のチームとして適切に働いてくれるかを不安視するのは、固定観念という意味もあるでしょう。
ただ、採用担当が、そうした観点を不安視している可能性はありますから、そうした懸念は払しょくしてあげると、採用側もありがたいでしょう。
また、フリーランスで活動しているのであれば、会社の看板がなくても活躍できていた訳ですから、即戦力人材として、適切にアピールすることも大切です。
一番リスクが小さいのは支援先に正社員として再就職
フリーランスが、民間企業に再就職する際に、最もリスクが小さいのは現在の支援先でしょう。
もうプロジェクトを一緒に動かしているメンバーとも顔馴染みでしょうし、良くも悪くも働きぶりも分かっている状況かと思います。
先方もあなたの特性などを理解しながら、オファーを出している訳で、双方にとってリスクが一番小さいでしょう。
ただ、就職すると、今までもらっていた金額より、給与が低下する可能性もありますので、そうしたことは事前に確認してから再就職するようにしましょう。また、副業など、フリーランスであれば当たり前の話も、企業では禁止されていることもありますので、業務規程なども、自身が重視するポイントは、予め確認しておくことが大切です。
正社員のデメリットも改めて把握する
隣の芝生は青く見えるということがありますが、しっかり正社員のデメリットも把握しましょう
・一時的には月収がダウンしてしまうことを許容できるか?
フリーランスは、安定はしていないものの、月単位の報酬でみれば、普通のサラリーマンより高額であることが普通です。それは、フリーランスは社会保険なども自身で払いますし、オフィスもない訳ですから当然です。
ただ、人によっては、フリーランスの月収をベースに生活スタイルを確立している場合、短期的な収入の減少に耐えられるか?ということはしっかり確認してから正社員へのキャリアチェンジを検討しましょう。
そして、月単位では、フリーランスの方が収入が高くても、退職まで含めた正社員の方が生涯所得は高くなることもあります。「短期的な給与」と「中長期的な給与」はしっかり天秤にかけるようにすることが大切です。
・そもそも正社員が安定しているのか?
なにか答えがあるわけではありませんが、正社員になれば即安定と考えているのであれば、少し立ち止まって考えた方がいいかもしれません。
10数年前に就職企業ランキングの上位企業であっても、軒並み経営不振に陥いる企業だってあるからです。
自身が安定を求めているのか、それ以外なのかは、キャリアチェンジの深堀は、面接の際に話す内容にも響いてくることになりますので、しっかり考えてみましょう。
・チームで働くことのデメリットも
フリーランスで働くと往々にして、孤独な時間が増えるのも確かです。
アウトプットに集中するため、他の人と必要以上にはコミュニケーションなどを取らないことも多いからです。
もちろん、一人で働くことが好きな人もいますが、中にはチームで働きたいから、正社員にと考える人もいるでしょう。こちらも、チームで働くことで、人間関係が深くなったり、仕事以外での友達だってつくることもできます。ただ、その一方で、馬の合わない上司や、同僚に巡りあう可能性もあります。
フリーランスであれば、極論嫌なら抜けることを前提に契約をしているので、そこは気楽です。
何事もメリット・デメリットがあることはしっかり把握しましょう。
そうした中でも、フリーランスから、正社員に再就職する方法を紹介します。
エージェントを使って再就職する!
フリーランスが再就職してよとする際に、エージェントを活用することが一般的となってきました。
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【まとめ】まずは自身の思いや意思を固めることから
・どういう意志で正社員として再就職したいかを明らかにしましょう
・現在の支援先に就職することも一案です
・再就職を支援する企業が増えていますので、自身にあったエージェントを活用しましょう
今回は、フリーランスが正社員として再就職する方法について紹介しました。
デジタル・エレクトロニカではエンジニアやコンサルタントの役に立つ情報を引く続き発信していきます。
番外編1:人生の節目や家庭の事情で正社員はあり
また、現在フリーランスで働いていて、例えば、出産や親の介護などにあたられているひともいるでしょう。
そうした人生の節目で、キャリアチェンジ(特に正社員への再就職)はメリットが大きいです。
なぜなら、フリーランスで働いている以上、子育てがあるや、親が病気でということは、そこまで考慮してくれません。
その一方で、特に大企業であれば、出産・介護などに手厚い福利厚生サービスを充実させています。
(育休や介護休、各種サポートなどなど)
既に、正社員かフリーランスと悩んでいるのであれば、人生の節目は大きなチャンスともいえます、そうした場合は、何かの巡り合わせと思って、積極的なキャリアチェンジで、新しい人生を開いていくことも可能です。
番外編2:エージェントではなく、SNS等の活用も
手っ取り早く転職するならエージェントがおすすめです。
彼らもプロなので、あなたの転職を全力でサポートしてくれます。
その一方で、こだわった転職活動をしたいのであれば、SNS等を活用するのも一案です。
例えば、facebookやTwitterを活用しているベンチャー企業の社長は多いのではないでしょうか?
直接、ダイレクトメッセージを送ってしまうことも可能です。
また、Wantedlyを公表している企業も多く、そうした企業は採用に積極的です。
まずは、話だけでも聞いてみてもいいかもしれません。