新しいプロジェクトを企画するときには、「リーダー」「デザイナー」「コーダー」の三人が必要だと言われることがあります。
そんなプロダクト開発のデザイナーさん。
昨今では、独立してフリーで活動する人も増えています。
今回は、デザイナーさんが安定的に案件を獲得していく方法を紹介します。
結論:デザイナーは重宝される
・新規プロジェクトにおいて、デザイナーの必要性は広く認知されてきた
・デザイナーの働き方もフリーランス含め多様化してきた
・案件獲得は自分でもできる
・そこに労力を割きたくないのであればエージェントの活用も一案
(別段案件が発生するまでお金が取れらることも、何か義務が発生することもない)
デザイナーとは?
デザイナーと一口にいっても様々なデザイナーがいます。
グラフィックデザイナー、Webデザイナー、CGデザイナー、ファッションデザイナー、ゲームデザイナー、UI/UXデザイナー、インテリアデザイナー、プロダクトデザイナー、イラストレーターなどなど。
IT系でデザイナーと言った場合、 UI/UXデザイナーを指す場合も多いでしょう。
UI/UXデザイナーでも、グラフィックもプロダクトのデザインもできるなど、そのスキルは多様です。
ただ、どのデザイナーの仕事も、クライアントがあって始まります。
ある意味、クライアントが欲しいデザインを形にするのが仕事と言えるでしょう。
プロジェクトオーナーが自分の場合は、自分がクライアントという場合もあるでしょう。
コードはコモディティー化?
新しいWEBやアプリを作成しようとすると、当然必要になるのがコードです。
ただ、コードは、様々なフレームワークやモジュールが開発されており、コモディティー化も進んでいます。
プログラマーの方も一からすべて書き進めるというよりは、既にあるパーツを組み合わせて作るというようなイメージの方が強いかもしれません。
そうした中、ユーザーに刺さるアプリやWEBを作成する際に、デザインの要素は欠かせません。
一般的にデザイナーは、企業に所属している(サラリーマンデザイナー)と、独立した(フリーランスデザイナー)そして、最近では、副業でデザインを請け負う、副業デザイナーなども増えてきています。
フリーデザイナーとして独立するならしておくべきこと
既に独立されていても、もしくは、これから独立するにしても、フリーのデザイナーとして活躍していくためには、常にスキルアップや向上心を持ち続ける必要があります。
フリーデザイナーのスキルアップの方法については、下記の記事も参考にしてみてください。
・フリーデザイナーとして活躍するためにスキルアップをする方法
またフリーランスのデザイナーとして仕事をするために最低限必要なスキルの目安を紹介します、あくまでも目安として認識ください。
【WEBデザイナーの場合】
・Photoshop / Illustrator などのデザインソフトの経験
・html / css / javascriptなどのプログラミング
【UI/UXデザイナーの場合】
・Photoshop / Illustrator / Sketch/Adobeなどのデザインソフト経験
・基本的なWEBの知識
【グラフィックデザイナーの場合】
・Photoshop / Illustrator などのデザインソフトの経験
・基本的なWEBの知識
特に最近では、WEBディレクションや、UI/UXをエンジニアとのコミュニケーション、動画、またフロントエンドスキル・開発の経験は有利に働く傾向にあります。
また、もしもまだフリーランスのデザイナーではなく、会社のデザイナーとして勤めているのであれば、積極的にノウハウや技術を習得していくようにしましょう。最先端のテクノロジーや特定の業界でのノウハウはフリーランスになってからも役に立ちます。
そうした実績は後々、あなたのスキルやセンスなどをアピールできるポートフォリオを構築する際にも役に立ちます。
独立後は勤め先での直接の実績の公開を制限されることもありますが、〇〇業界などで特定できない形で、実績や経験を職務経歴書に記載することはできます。クライアントはそうしたポートフォリオや職務経歴書からも、あなたに仕事を発注するか判断してくれるのです。
フリーデザイナーが案件を獲得するには?
サラリーマンデザイナーであれば、会社が案件をくれる場合がほとんどでしょう。
では、フリーランスデザイナーはどのように仕事を取ってくるのでしょうか?
営業ができる人であれば、各社のホームページやアプリを実際に使ってみて、自分がやればもっとよくなると思うところに提案する。もしくは、会社で正社員の求人を出しているところに(ニーズがある)、業務委託として提案してみると、確度は高いかもしれません。
また、最近では、デザイナーの仕事を紹介してくれるエージェントなども多数生まれています。
そうしたところに登録してみるのも一案です。
案件の情報を定期的に提供してきてくれますよ。
デザイナーにおススメなエージェントは?
フリーランスを支援するエージェントは多様ですが、その中で、フリーデザイナーの案件も多く取り扱うエージェントを抜粋しました。
これらのエージェントが一般的に発注してくれる単価の目安は下記となります。こちらも参考に紹介してくる案件を見極めてみましょう。
・WEBデザイナーの場合:月収40万円~70万円前後
・UIデザイナーの場合:月収50万円~80万円前後
案件は、ベンチャー企業から大手企業まで幅広くありますが、最近は週3日や週4日の案件も増えてきています。また、リモートワークなどを希望の際は、そうした要望をしっかりエージェントに伝えるようにしましょう。
WEB系のデザイン案件を獲得したいなら「 レバテックフリーランス 」
フリーランス(個人事業主)のエンジニア、デザイナーにWeb系を中心とした案件情報を提供しています。
業界最大級の案件を保有しており、自身のスキルや希望に合う案件を獲得することが出来るかもしれません。
最もおススメは、 「エンジニアルート」
業界12年以上の実績。
ITに特化したフリーランスのエンジニア/デザイナー専門の案件紹介を実施しています。
60%のフリーランスが7ヶ月以上の案件に参画(3年以上参画が13%) など、フリーランスにマッチした案件を提供しています。
今回は、フリーランスデザイナーの案件獲得方法について紹介しました。
デジタルエレクトロニカでは引き続き、フリーランス・エンジニアや個人事業向けに関連動向を発信していきますので、関心をお持ちの方はチェックしてみてください。
番外編:実際、フリーランスデザイナーはどの程度稼げるのか?
まず標準的な単価感は下記のイメージです。
- WEBデザイナーの場合:月収30万円~70万円前後
- UIデザイナーの場合:月収40万円~80万円前後
ただし、他の職種と同様に、スキルや実績を積めば容易に月100万円くらいはもらえるようになるでしょう。
また、広い意味での顧客体験UXやビジネス企画などに進んでいけば、通常でも月100万円くらいの単価はもらえるようになります。
デザインが好きな人は是非極めていきましょう。
あたたのスキルを必要としている人が沢山いますから。