【2019年版】デジタル化をサポートするAI・OCR会社4選！

OCRとは？企業選定のポイント

OCR（Optical Character Recognition：光学的文字認識）のことです。

簡単に説明すると、手書きで書いた文字や、印刷されたコメントを簡単に「電子化」できる技術です。

実は、このOCR技術ですが、近年ディープラーニングとよばれる、人工知能のテクノロジーの普及とともに、その精度が格段に高まってきています。

そうしたAIを活用したサービスを、従来のOCRと切り分けて、特に 「AI-OCR」と呼称することもあります。

一昔前であれば、OCRには様々な課題がありました。
・「文字がしっかりと読み込まれない」
・「取り消し線などが反映されない」
・「段落分けを認識しない」
・「読み込み処理が遅い」など

昨今、こうした課題をクリアしたテクノロジーが多数、生まれてきています。

働き方改革や生産性向上、ペーパレス化が叫ばれるなか、下記に課題をお持ちの企業は、是非、OCRの活用を検討ください。
・「アナログな紙での情報の管理コスト」
・「人力でのアナログ情報をエクセルへの打ち込み負荷」
・「アナログデータで情報を分析できない」など

企業選定においては、「コスト感」「認識精度」「認識種別」「カスタマイズ性」などがポイントになります。


デジタル・エレクトロニカでは、業者選定や、具体的なプロジェクトの進め方についてのご相談も受け付けています。

東京にあるおすすめAI・OCR会社 2選

1-1. AI inside 株式会社 （AI inside Inc.）

AI inside 株式会社は、 東京都渋谷区に拠点を置く、 人工知能事業を展開しており、OCRサービスも提供しています。

AI insideが提供する、 OCRサービスは、「Intelligent OCR」です。

特別なチューニングや事前学習は必要がなく、 様々なユーザーが記入する手書き文字を高精度でデジタルデータ化することが可能になります。

また、乱筆文字であっても、高い精度で読み取りが可能なサービスを提供しています。

ドキュメントやファイルの仕分けを行うツールも提供しており、すぐにAI‐OCRの効果を実感したい企業には大変おすすめです。

1-2. 株式会社 Cogent Labs（コージェントラボ）

株式会社Cogent Labsは、 東京都渋谷に拠点を置き、 最先端の人工知能の研究・開発と関連ソリューションサービスの提供をしています。

OCRサービスとしては「Tegaki」を提供しています。

OCR・ディープラーニングを活用した独自のアルゴリズムを利用することで、認識率99.2％を誇ります。

人間が手打ちをしても、もっとミスしそうですね。

平仮名、片仮名、漢字、数字、アルファベット、記号などさまざまな手書き文字を認識することができ、こちらも非常におすすめのサービスです。

その他おすすめOCR会社 2選

2-1. NECネクサソリューションズ株式会社

NECネクサソリューションズ株式会社は、 東京都港区に本社を構える、 システムインテグレーション会社です。

NECネクサソリューションズ は、「被写体認識基盤サービス」を提供しており、OCR読み取り機能を完備。

RPAとの連携によってデータ登録までの作業を自動化することも可能。

設立は古く、ベンチャーとの取引に消極的な企業などには特におすすめです。

2-2. 株式会社ハンモック

株式会社ハンモックは、 東京都新宿区に本社を設置するソフトウェアの開発・販売会社です。

AnyForm OCR というサービスを提供しています。

取引先の帳票に特化されており、可変明細にも対応しています。
また、キー項目との相関関係でOCR項目の場所を認識しているため、「FAX OCR」にも利用可能となっています。

明細の電子化に課題をお持ちの企業には特におすすめです。

今回は、東京にある、おすすめのOCR会社を紹介しました。

業務効率化や生産性向上には、デジタルテクノロジーの活用は避けては通れません。

最近では、デジタルトランスフォーメーション（DX）という言葉もよく耳にするようになりました。

企業のデジタル化に伴う、業者選定や、プロジェクト推進に伴う人材不足などに、課題をお持ちの方は、是非、デジタル・エレクトロニカにお問合せください。

引き続き、企業・団体のデジタル化を推進するために、必要となる情報についても発信していきます。